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スタッドレスタイヤ 韓国製 [スタッドレスタイヤ基礎知識]

韓国製のスタッドレスタイヤは安いですが
雪道や凍結路でしっかり効くのでしょうか。

10年ぐらい前だと、韓国製のタイヤは安かろう悪かろうでした。
つまり、値段は安いけど性能も悪いという感じでした。

ですが、時は流れて性能も上がってきています。
氷上性能も国産のタイヤに匹敵するようになってきています。

ですが、はやり国産には及ばないところがあるようです。

まず、経年劣化は国産より早いと思われます。
その原因は「ゴム質」です。
ゴム質が硬くなって効きが悪くなってしまうようです。

タイヤの性能は「ゴム質」と「溝の深さ」がカギを握るわけですが
ゴム質が硬くなってしまうと、溝が残っていても効かなくなります。

ですので、購入の際は使い道をよく考えたほうがいいと思います。


『ハンコック(韓国製)のスタッドレスタイヤが安く買える楽天市場のショップ一覧』
アラジン タイヤ&ホイールズ
タイヤ1番
Wheel-and-Tyre-shop_WAT


韓国製スタッドレスタイヤをモバオクで探すのもありですよ。



スタッドレスタイヤ 高い [スタッドレスタイヤ基礎知識]

スタッドレスタイヤって高い!って思いませんか?
このページにたどり着いたあなたはそう思っているに違いありません。

「見た目は黒い夏タイヤと同じじゃん。なんでこんな高い?!」
いや、普通そう思いますよね。

例えば、195/65R15のブリヂストンのブリザックREVOGZの価格は
1本で1万6千円ぐらいしますので、4本で6万4千円ぐらいします。
交換工賃を含めると7万円ぐらいしますね。

同じブリヂストンの夏タイヤ「Playz」の同じサイズは1万3千円ほど。
スタッドレスタイヤの8割の値段で買えるのです。

ではなぜ、スタッドレスタイヤはこんなに高いのでしょう?
それは、その独特なタイヤのゴム質だったりパターンだからでしょう。
それともう一つは、夏タイヤよりも作る数が少ないからかも知れません。



・・・と、ここまでの話は、スタッドレスタイヤを新品で買った場合の話。
スタッドレスタイヤの買い方は、カーショップで買うだけではありません。

1シーズンだけ履けばいいとか、近所しか車を乗らないという場合は
別に新品じゃなくてもヤフオクとかで探してもいいんですよ。

例えば、こんな感じです。
ヤフオクでブリヂストンスタッドレスを見てみる>>

個人が出品する場合は中古が多いのですが
実は、カーショップが新品を出品することも多いんですよね。
ヤフオクならどちらも選ぶことが可能なんで便利です。

他にも、スタッドレスタイヤを安く買う方法はいろいろあります。
スタッドレスタイヤの賢い買い方
このサイトでもスタッドレスタイヤを安く買う方法が載っていますので参考にされてみては。

スタッドレスタイヤ 寿命 [スタッドレスタイヤ基礎知識]

スタッドレスタイヤの寿命はどのぐらいでしょうか?
一般的には3~5年といわれています。

スタッドレスタイヤの寿命を決定づける要素は「硬さ」と「減り」です。

スタッドレスタイヤ ゴム質のところでも書きましたが
保存状態によってゴム質の硬さが変わってきます。

直射日光に当たる場所にスタッドレスタイヤを置くと
ゴム質の硬くなるのが早まってしまいます。

そうなると、いくら溝が残っていても効きが悪くなってしまいます。

また、その逆で保存状態がよくゴム質が柔らかくても
プラットフォームが出てきてしまったスタッドレスタイヤは
もうスタッドレスタイヤとして使用することはできません。

ドライ路面を多く走る人によくあるパターンです。
冬場に遠出する人は2~3年ぐらいしか持たないでしょう。

このように、スタッドレスタイヤの寿命は単純に決められるものではなく
保存状態や走行距離によって人それぞれなのです。

スタッドレスタイヤ ゴム質 [スタッドレスタイヤ基礎知識]

ゴム質はスタッドレスタイヤの性能を左右する重要な要素です。

夏タイヤよりも柔らかいゴム質のタイヤを使うことによって
雪を噛み、水を排出しやすくしているのです。

もし、硬いゴム質のタイヤに深い溝を切っても
スタッドレスタイヤのように雪道でグリップすることはないでしょう。

また、スタッドレスタイヤは低温でも硬くならないゴムを使用しています。
ということで、ゴム質は重要なんです。

各メーカーによって使っているゴムは違います。
発泡ゴムを使用しているブリヂストンやヨコハマなどは、氷上性能がよいタイヤです。
タイヤの気泡に水分が吸収されることで、水の膜を減らしているのです。

スタッドレスタイヤは経年劣化でだんだんゴム質は硬くなります。
また、直射日光に当たる場所に置くとゴム質の硬くなるのが早まります。

スタッドレスタイヤは3~5年ぐらいならゴム質が硬くならずに使えますが
溝の深さが浅くなってしまったら使えません。

アジアメーカーのスタッドレスタイヤはゴム質があまりよくなく
2年目で硬くなって効きが悪くなることもあるので注意が必用です。

スタッドレスタイヤ 溝 [スタッドレスタイヤ基礎知識]

スタッドレスタイヤの溝は、スタッドレスタイヤの性能を決定づける要素のひとつといっても過言ではありません。

スタッドレスタイヤの溝は夏タイヤの溝に比べて深いですよね。
その理由は、ゴムを変形させて雪を噛むということ
噛んだ雪をタイヤの回転中にはがれやすくすること
そして、水の排出性を上げるためなどです。

タイヤのゴム質が柔らかくても、溝が浅いと性能が落ちます。
摩耗が新品の50%になると制動距離などが伸びます。
「プラットフォーム」が出てくるのが約50%の摩耗。
そこに達したら、交換を考えなければいけません。

スタッドレスタイヤの性能というとゴム質ばかりに注目しがちですが、それと同様に溝の深さも重要なのです。

スタッドレスタイヤ 構造 [スタッドレスタイヤ基礎知識]


今回はスタッドレスタイヤの構造についてです。

ところで、なぜ冬の雪道や凍結路は夏タイヤじゃだめななの?

「だって、滑るんだもん」

その通り!!正解です。
では、もう一歩掘り下げましょう。

では、なぜ夏タイヤでは滑るのでしょう?

「・・・・・・」

雪道や凍結路で夏タイヤが滑る理由、それは
「タイヤの下に水の膜ができる」からです。

そもそも、氷の上で滑れるのは「水の膜」ができるから。
実はスケートも、ブレードと氷の間で摩擦が発生し、水ができるから滑るのです。

夏タイヤで雪道や凍結路を走るとタイヤとの圧力で水が発生し
その水が膜となって滑るのです。

「冬以外の季節で雨が降っても夏タイヤが滑らないのはなぜ?」
それは、タイヤの溝が水を排出しているから。
溝以外のタイヤはアスファルトに接しているからです。

冬以外でも雨で夏タイヤが滑るときはあります。
「ハイドロプレーニング現象」というのがそうです。
別名「水膜現象」といいまして、結局それも「水の膜」が滑る原因です。

ハイドロプレーニング現象はスピードの出しすぎなどで起きますが
雪道や凍結路では、それよりもはるかに遅いスピードで滑ります。

ちょっと話が脱線しそうなので元に戻しますが
夏タイヤでは雪道や凍結路では水の排出が足らないのです。
夏タイヤのパターンでは、路面に接する面積が大きいので常に水の膜ができます。
だから、滑るのです。


ではなぜ、スタッドレスタイヤは滑らないのでしょう?
まず、その深い溝やサイプによって雪を噛む効果があること。
そして、それらにより水の排出性が良いのです。

水の排出については、タイヤのゴムにも工夫があって
スポンジ状の素材が開発され、タイヤが水を含むようになっています。
それで、水の膜を極力減らしているのですね。


◆まとめ
スタッドレスタイヤの構造
スタッドレスタイヤはなぜ滑らないか?

深い溝、サイプ、ゴムの質などにより
水を排出し、水の吸収が高いため、水の膜が発生しにくいから。

こんな感じでしょうか。


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